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60代を生きる。ひとりもの&ひとり暮らしの 日々の思いを綴ります。

たった15分でも いい時間を過ごしたい。

CATEGORY花言葉
今日も暑くなるのかな。庭に出てみると この花が咲いています。朝撮り写真♪

紫露草

紫露草という名前。この花が咲き出すと 『あぁ 夏が来たんだなぁ』と思います。

初め一か所に植えておいたのが いつのまにか 誰が運んだのか 庭の数か所に 知らず知らず芽を出しては この季節になると 花開く。株分けしていないので 種が飛ぶんでしょうか。紫露草という名前の通り 葉っぱに 必ずといっていいほど 露がのっています。

紫つゆ草の露

朝露なのか 夜露なのか しっかり結露して 水滴が落ちないでいるところが不思議。でも 少し気温が高くなってくると 蒸発してしまって あとかたもありません。はかなく消えゆく 露ひとつ。

そして 紫露草の花自体も 一日花。朝に開いて 日中は咲いていますが 夕方には 花びらを閉じてしまうんです。だから一日花。

寿命の短い 一日だけの花ですが 朝になると 次々と新しい花が咲くので楽しめます。花言葉は ひとときの幸せ。まさに 一日だけ その時だけの うれしいお目見え。青紫の花の色と その瑞々しさに とても癒される花です。

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ところで 次の写真は 昨日の風景です。

逆川緑地ロード
逆川緑地公園

仕事帰りに 立ち寄った公園。職場のすぐ側を 小さな川が流れていて その川沿いに公園があるんです。

午後4時過ぎに退勤したのですが むんむんとした空気に 思わず薄手のカーディガンを脱ぎました。仕事中は 弱冷房の中にいたので 暑さ知らず。

車を乗りだしてすぐ 『15分ぐらい 歩いていこうかな』と思い立ちました。なんとなく そんな気もちになった。この 【なんとなく】という こころの声を この頃 とっても大事にしているわたしです。

昆虫採集をしている親子や 犬と散歩中のファミリー 釣りをしている少年たち ぶらぶら歩いている母と子たち・・・わたしは ただぶらぶら歩いているひと。

逆川緑地

湿地に葦の群れ。その向こうに 清々しい木立が見えます。こういう景色 好きだなぁ。樹々の立つ 風景 何とも言えず落ち着くんです。

↓こんな花も咲いていました。

石鹸の木

石鹸の木?と 名前が浮かびました。子どものころ 近所の家に この木があって そこのおばさんが「石鹸の木っていうんだよ。実をとって よく手でもむと泡が出てくるからね」と教えてくれたことがあったんです。もう50年以上も前のことなのに 覚えていたなんて そのことが驚きです。ちなみに 帰宅して 調べてみたら やはり 「石鹸の木」でした。学名はムクロジ。ラテン語で 石鹸という意味だそうです。果皮に含まれる成分が 界面活性剤の働きをするらしい。おばさんの言っていたことは 本当だった!?

緑地の散歩は 往復15分ほど。スマホ片手にぶうらぶら。15分間 この散歩をしなければ 車を走らせていましたね。だいぶ我が家に近づいていたかもしれません。でも 仕事帰りの このひとときが わたしにとっては 大事な時間。この寄り道が 明日の元気の源!!ちょっと それは言い過ぎですが・・・ 緑に触れて こころが整う 貴重なひととき それは 間違いありません。

石鹸の木とも 緑地の風景とも 一期一会。

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昨日の記事で 『その15分が その30分が 大切なのです』と書きましたが この散歩も 15分。ほんのちょっとの15分 されど とても大切な15分。たった15分でも 自分にとって いい時間を過ごしたり やってみたいことをやってみたり やるべきことを終わらせたり・・・そんなふうに大事に使いたい。そして それを実行しよう。最近 とみに そう思うようになりました。

15分という時間は 短く感じることもあれば 長く感じる時もあります。できれば 幸せな時間として流れてほしいけれど 思うようには いかないのが人生。それならば ひとときの幸せをもとめる15分 自分でつかみにいこうかしら。そんな気もちでいます。

小さな幸せと 一期一会の 15分間。ひとときの ささやかな幸せを 積み重ねていきたいな。やがては 露と消えゆく わが人生。せめて 「いい時間を過ごせたなぁ 幸せだったなぁ」と 思いたい。

そんな わたしも 一日花。朝に目覚めて 昼過ごし 夜は 目を閉じ 眠ります。
そして 日々 新たに 咲いてます(^_-)-☆


今日も読んでくださって ありがとうございます(^^)/

では また 明日。。。

    keme

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